ピュアクライマーのロードバイク日記

平地が超苦手なクライマーの日記です。トレーニング・レースレポート・機材紹介/インプレッション・日記など書きます。

NEWローラー台!グロータックGT‐ROLLER FLEX3

こんにちは、かずしんです。

先月、やっと新しいローラーを購入しました。

 

グロータックGT‐ROLLER FLEX3

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知り合いから中古で安く譲っていただきました。

これずっとほしかったやつ。

一年ほど前に、このグロータックかスマートトレーナーかで迷って結局スマートトレーナーを買ったのです。

それで、この前スマートトレーナーを売ったので次買うとすればもうこれしかないと思っていました。

 

箱などはなく、直接ローラーだけをもらったので開封などはありません。

今まで通り畳部屋に置きます。

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やっと、やっと手に入れることができた・・ムフムフ

 

とりあえず乗る前にタイヤの左右位置とホイールベースの調整をします。

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ホイールベース調整の方法はまずタイヤを接地させて、下の二つのローラーを左右に回したとき(右ローラーは時計回り・左ローラーは反時計回り)にタイヤがどちらにも回転せずにその場にとどまったらOKです。

左右どちらかのローラーに偏っていたらタイヤが回転してしまいます。

 

 

お次はローラーのセンターにタイヤが来るように調整します。

取説によると後ろのローラー本体のボルトを緩めて調整するらしいのですが、前のフロント固定器具(MC)も少々斜めっているようだったのでそちらから調整します。

 

まずはMCの前の二本のボルトを緩めます。

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20Nでしまっているので超固いです。

長いトルクスレンチ(星形レンチ)がないと厳しいかも・・・

 

二本ともある程度緩めると上側がスポッと抜けるようになりますので抜きます。

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真ん中の支柱に2本のボルトで押し付けているだけのシンプルな構造です。

 

因みにこんな感じ

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バリなどなくとてもきれいな仕上がりです。

 

そして内側

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内側もシンプルな構造で真ん中の支柱にドーナツ状のエラストマ(樹脂?ゴム?)がはめ込まれており、その弾力でグニャグニャとした感じを出しているようです。

このエラストマの順番を変えることによって傾く角度の上限を変えることができます。

 

今日は左右位置を合わせるだけなので内部はいじりません。

一年に一度、シリコングリスで整備をした方がいいらしいですがグリスもきれいで残っていたのでしばらくはこのまま使います。

それでは元通りにしていきます。

 

さっきと逆の手順で戻すだけです。

が、このMCを真っすぐはめるのが意外と難しいです。

真ん中の支柱にはまっているだけなので時計回り、反時計回りにぐるぐる回ります。

少しでもずれるとフォークを取り付けた際にハンドルを若干切っている状態に近い感じになりそれによってバランスも崩れ後輪のセンターもずれてしまいます。

クイックリリースの軸が負荷ユニットと並行(負荷ユニットとMCをつなぐフレームと垂直)になるように取り付けていきます。

 

目測では難しかったので糸を使ってセンターを出すことにしました。

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MCの中心を通るように糸をテープで止めて反対側の糸の先端をローラーユニットのセンターに取り付けます。

あとは糸がMCMCから真っすぐローラーユニットに伸びるように調整すれば角度調整は完了です。

 

仮締めしてから左右の角度を微調整して最後に増し締めします。

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最後までしっかりはまってない可能性もあるので、写真のように上から抑えながら締め付けた方がいいかもしれません。

 

最後にトルクレンチで20Nで締めれば完了です。

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また外すときに苦労するので16Nくらいでやめておきました。

20N以下でする方は乗っているうちに緩んでくる可能性もあるのであくまで自己責任でお願いします。

 

 

あとは自転車を載せれば完成!

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これでやっと乗れる状態になります。

いい感じに仕上がりました。

 

 センターもばっちりです。

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因みに、今回は初のハイブリッドローラーということでタイヤの摩擦や振動・音が気になりそうだったので専用のトレーニングタイヤを買ってみました。

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vittoria ZAFFIRO PRO ホームトレーナータイヤ

 

 

このタイヤは耐摩耗性に優れており、ローラーとの摩擦によるによるタイヤ摩耗が低減されます。

また、振動や音も低減することができる優れものです。

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真っすぐな溝が彫ってある

ただ、その代わりにローラー専用なので外では使えません。

外で使った場合、帰ってくる頃にはトレッドはなくなり、丸坊主になっていることでしょう。

いちいちタイヤを交換するのは面倒なので一本、ローラー用の安いホイールを買うことをお勧めします。

アマゾンでシマノのRS100がリア6000円くらいで売ってあるのでタイヤと一緒に買うのがおすすめです。

このタイヤは3本ローラーにも使えるのでトレーナータイヤを使っていない人は是非使ってみてください。

 

amazonへのリンクです。

 

Vittoria(ビットリア) ZAFFIRO PRO HOME-TRAINER 700×23c

2502

 

シマノ(SHIMANO) リアホイール WH-RS100 リア 10/11段

6002円 

 

 

料金は2500円ほどと高くはないですが安くもないです。

ただ、普通のタイヤを使うとあっという間になくなってしまいますしローラー本体に黒く焦げ付いたようなシミができてしまうので少しくらい高くてもトレーナータイヤを買ったほうがいいと思います。

特にGT‐ROLLER FLEX3はローラー部分が白いのでタイヤの黒い色がより色目立ってしまいます。

 

 

最後に自作ブルカットを製作してみました。

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本物のブルカットもそうですが固い素材のものと振動吸収性のあるものを挟み込むとより振動吸収性に優れるそうです。

余っていた木にカットしたスポンジマットを挟んで作ってみました。

 

その後、すこし乗ってみましたが・・・全く違います。

もともとすごく静かなローラーでしたがますます静かになり、振動も少なくなりました。

100円ショップで調達しても合計300円~500円ほどで作れると思います。

たったこれだけでも十分な効果が得られますので是非やってみてください。

 

因みに後ろだけブルカットを作って高くしてしまうと状態が前のめりになってしまいますので前部分にも同じ高さのものが必要になります。

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スポンジがなかったので木だけで代用しました。

しばらくしたら前のブルカットも作りたいと思います。

 

後々、グロータックGT‐ROLLER FLEX3の詳しいレビューもしていきたいと思っていますのでお楽しみに!

 

 

 

では、また!