高千穂対策練習9日目
3月15日(金)
今日は仕事が休みだったので6日ぶりの実走へ出かける。
最近熊本は風が強い
今日も強風注意報が発令されていた。
それに加えて午後から夜にかけて天気が崩れるらしく雷注意報も発令
練習に出かけようか迷ったが久しく実走していないし雨雲の様子を見る限り夜まで雨は降らなそうなので行くことにした。
1時半、家を出発
天気は快晴
この天気を見ると雨が降るなんて全く予想できないが・・・降るらしい。
天気予報って当たって当たり前になっているけど改めて考えてみればすごい技術だと思う。
今日の練習場所は金峰山
先週末は山都町に行ったので、金峰山に登るのは10日ぶりになる。
今週はなんだかんだ理由をつけて実走練習をさぼってしまったのでスタミナが落ちてなければいいんだけど・・・
つべこべ言わずとりあえず金峰山へ向かう事にした
いつもは心拍数を少し上げるために30km後半~40kmほどのスピードで走るが今日は風が強くスピードが全く出ない。
最初は風が真正面から来ていたので30kmちょっとしかスピードが出なかったが後半は追い風になり41kmほどで巡航
しばらくするとまた向かい風になりペースダウン
今日の風は場所によって向きがバラバラであり風向きが読みにくい。
30分ほど走り、金峰山の登り口に近くなってきたのでペースを落として呼吸を整える。
川沿いをゆっくり走っていると左側に菜の花がたくさん咲いていた。
道を走っていると菜の花の清々しい良い香りが漂ってくる。
最近、時間の流れを感じにくくなってきたので気付かなかったが、そういえばもう「春」である。
菜の花はどこにでも咲いているし、自転車で走っていれば絶対にどこかで見かける。
これを見ると「あ、春が来たなぁ」と実感する。
つい最近年を越して「今年も頑張るぞ!」と言ったばかりと思っていたがあっという間に三か月が過ぎている。
もう2019年の4分の1過ぎてしまったのか・・・本当に早い。
あと半月もすれば桜が咲き乱れ、花見の季節になる。
それを過ぎる少しずつ気温が上がり、夏に突入する。
夏になったと思ったら10月ごろには寒くなりだして気付いたら冬になっている。
冬になったら年越しなんてあっという間。
あら不思議、いつの間にかテレビで東京オリンピックを見ていました~。
というオチは容易に想像がつくだろう。
「時間は大切に」そう思いながらも毎日時間を浪費しまくっているかずしん。
後悔しないような時間の使い方を意識して生活したい。
そんなこんなで峠の茶屋TTのスタート地点に到着
今日の峠の茶屋TTの目標タイムは前回同様15分切りを目指す。
前回は向かい風のせいもあり15分切りは惜しくも達成できなかったが今日こそは達成したい!
脚力も先週よりは向上していると思うので風さえ邪魔しなければおそらく大丈夫だと思う。
さっそくTTスタート。
すると開始20mでさっそく問題が発生
目の前に車の渋滞が出来ている・・・
原因は前方を走っている大型ダンプ
工事現場に向かっているトラックが二台連なっている。
峠の茶屋TTの序盤の区間は道幅が狭く、また坂道も急なのでスピードを出せないみたい。
そのため後続の一般車がどんどん溜まっていって渋滞になっていた。
一回スタート地点まで戻ってやり直そうかとも思ったが、車は止まっているわけではなく低速ながらも時速20kmほどでじわじわ進んでいたのでそのまま走ることにした。
そのままスローペースで走ること100m・・・
対向車が居ないタイミングでダンプがスピードアップし渋滞が解消された。
ロスした時間は大体10秒~20秒くらいだろうか。
さて、ここからが勝負
15分切りを目指してペースを上げる
序盤は最近で一番早い時速25kmほどで巡航
この時の風は横風~斜めからの追い風
風のおかげでいつもよりだいぶん楽に走れた。
そこから1kmほど進むと今度は向かい風に変わる
スピードが落ちて一時は20kmを切ってしまった。
しかしその先の180度カーブで再び追い風になり、ペースを取り戻す。
100mほど行くとまた180度カーブがあるので向かい風になると思いきや、あんまり風は感じなかった。
右側に山があったのでその山が風よけになっていたんだと思う。
その後も良いペースでひたすら走り続ける
数百メートルごとに、緩やかなコーナーを曲がることに風向きが若干変わるのでかなり走りにくい。
ただ、ペースは悪くない。
このままのペースでいけば15分切りは達成できそう!あとちょっと・・・
そして後半へ突入
前半はどうにかペースを落とさずに踏ん張れたが風問題はここからさらに悪化する。
最後の2kmほどは周りに木がない拓けた区間
ここの風向きによってタイムが大幅に変わるが。。。はたして!?
向かい風だった。。。
猛烈な風が体にぶち当たり体力を消耗させていく。
軽量クライマーにとってこれほど辛いものは無い。
それでも、前半の頑張りを無駄にしないように必死にペダルを踏み込む。
速度は約22kmほどを頑張って維持
ちょっと風が強くなると20kmを維持するのもきつくなるがそこは気合で頑張る(笑)
そしてゴール!
やっと着いた。
心拍計を見てみると190を超えている。
まぁそうだろうな。ふらふらやもん。
タイムは、走っている感覚的にはぎりぎり15分切れたかな?という感じだった。
前半のペースは申し分なかったが、後半は少しペースが落ちてしまったのでそこが悔しい
あと、前半のダンプ渋滞事件もあったのでおそらく15分は切れていないだろうと予想。
14分50秒に渋滞のロスタイム+10秒を足した15分ピッタリが今日の予想タイム。
前回は、15分切れただろう!と思っていたのに15分切れておらず、結構がっかりしたので今日はあんまり期待しないようにしよう・・・
では、結果発表へ
今日のタイムは・・・14分45秒!!!
おぉ!想像よりも断然よくてビックリ・・・
予想タイムよりも15秒も早かった。
これはうれしい誤算
やっと余裕をもって14分台に突入することができた。
練習を始めて約20日、ついにスタート地点に立てた気分である。
さぁ、そのまま13分台まで突っ走っていくぞ!
おーーー!☝☝☝
という事で、今日はここから山頂方面へ登ることにした。
もちろん峠の茶屋での休憩は無い。
峠の茶屋からこの数百メートルほどの平地区間を抜けると激坂区間が始まる。
間髪入れずに激坂に入るのはさすがにきついのでゆっくり平地区間で呼吸を整えてから坂に入っていく。
激坂に突入
激坂に突入すると脚が良く回るようになった。
特に上ハンドル部分をもって上体を起こした時のペダリングが特にうまくいっているような気がする。
上体も安定しており登りのポジション出しはまずまずな様子
ただ、気になる点が2点ほど・・・
まず、上ハンドルを持つとサドルが前過ぎるような気がする。
ブラケット部分を持っているときは窮屈に感じることは無いが、上ハンドル部分を持つとサドルの後ろ側に座ってしまうのでちょっと違和感がある。
しかし、サドルを下げてしまうとブラケット部分が遠くなってしまうし・・・かと言ってこのままも嫌だなぁと思う。
ポジションはレース前にもう一度見直すとしよう。
もう一つは圧倒的な筋力不足
回す感覚はある程度つかめてきたのだがケイデンスがなかなか上がらない。
脚は回っていても、軽いギアで回しているだけであってスピードは微妙。
自分的にはかなり負荷をかけているつもりなんだけど、スピードを見るとかなり遅いので筋力がまだまだ足りていない。
この問題はとにかく実走で乗り込むしかないので頑張るしかない。。。あとはジムに行ってレッグプレスをしまくるという手もある。
よし。今度行こう。
そんなこんなで大将陣神社まで到着
ここから山頂までは3kmほどあるが今日はちょっと乗り気がしない。。。
風は強いし、あとタイヤの様子がおかしい。
そういえばタイヤしばらく変えてねぇなぁという事を思い出す。
やる気もなかったし、山頂からの下りが不安だったので今日の練習はここまでにした。
峠の茶屋に帰る途中で記念撮影
今日の景色は最高!
風があるのでちょっと寒いが、日に当たると気持ち良い。
そして峠の茶屋へ
今日も相変わらず誰もいなかった。。。
1人さみしく写真を撮る。
ここでふとタイヤを確認してみると・・・
めっちゃ削れとるやーん!
センターが全く無くなってしまっている。
サイドはくっきり残っているので比べてみるとその差は一目瞭然
「タイヤ交換の目安」という教科書に載る写真に使えそう。
タイヤが綺麗な台形になっている。これぞタイヤの削れ方のお手本
ちなみにこのタイヤ、ビットリアのザフィーロなので定価2500円ほどの格安タイヤ
新品でさえ滑りやすい格安タイヤがこんなになってしまったらそりゃー滑るわな。。。いままでよく転ばなかったなと思う。
タイヤを見てから一気に恐怖感が増してしまったので帰りのダウンヒルは超慎重に下った。
ひえぇぇ・・こえーー
その後、何とか無事に下り終え帰路に着いた。
ちなみに帰る途中、ちょっとブレーキレバーを強く握っただけで後輪が滑ることに気づきました(笑)
ドリフトタイヤだ。。。(笑)
帰ったらタイヤ交換します。
走行距離・34.9km
獲得高度・554m
移動時間・1:35:49
平均速度・21.9km
カロリー・753cal
では、また!