ピュアクライマーのロードバイク日記

平地が超苦手なクライマーの日記です。トレーニング・レースレポート・機材紹介/インプレッション・日記など書きます。

高千穂対策練習11日目(ズイフト)

 3月22日(金)

 

 

今週は一回も実走をしていない。

練習も火曜日にしたズイフト練のみだし、そろそろ実走しないとやばいかも・・・

と思いつつも時間がなかったのでズイズイ♪

最近、完全にズイフターになってきているかずしんです。

 

 

今日のマップはワトピア

いつも通りレースで追い込む作戦で心肺機能を高めていこうと思う。

 

今日はBクラスでエントリー

前回の練習の時のFTP5倍だったので本来ならAクラスだけど、体重が低すぎるのか5倍出してても平地で集団に千切られそうになる。

現実でもそうなので、限りなく現実に近づけてくるズイフトは本当にすごい。

という事でAクラスだと歯が立たないので良い勝負が出来るBクラスに出ています。

 

 

3R WATOPIA FLAT REVERSE RACE - 2LAPS(20.5km/12.7mi180m)

今日のコースは完全なフラットレース

途中、少々アップダウンが厳しい区間があるが基本的にはド平坦のレースなのでいつものようにクライマーにとってはきついレースになりそう

ただ、平坦レースはヒルクライムのように斜度の変化がほとんどないので一定ペースを保ちやすくかなり走りやすいので脚はためやすい。

きついことには変わりはないけど・・・

 

 

17時5分レーススタート

 

スタートと同時に数人が飛び出していった

それに釣られるようにして集団も後を追う

距離20kmの短めのレースなので比較的ペースは高めになると予想していたけど、スタート直後のアタックによって想像以上のハイペースになった

 

そして15人ほどの集団が形成される。

もちろん自分もちぎられることなくこの集団にいるが付いて行くのもかなりきつい状態

パワーは常時280w~300w前半ほどで推移

途中、アップダウンのある場所で中切れが起こったので焦った。

集団の中にいるだけでもきついけど中切れで千切れたらもう追いつけそうもないのでのために先頭付近ウロチョロすることにした。

 

スタートしてから5分

前回のレースの疲れが残っているのか、それともただの練習不足なのか分からないがめっちゃきつい

この前は280wくらいで漕いでても楽勝だったけど、今回は序盤から飛ばし過ぎたからなのか、たった5分でも超キツイ

一瞬後ろの方で力をためようかと思ったが、めんどくさかったのでずっと前で集団を引くことにした。

自分はずっと一定ペースで走るのが得意なので、集団後方で脚を緩めたり回したりするよりは先頭で引き続けた方が体力が温存できる。

 

早めに集団の人数を減らしておいた方が良いと思い、先頭にタイミングでちょっとペースを上げてみると・・・みんな必死に付いてくる。

 

うむ。面白い。

意外ときつそうだったので自分がつぶれない程度に高強度で引きずり回してみる。

 

集団を引き続けること3分

ウルトラマンが帰る時間になってくるとかずしんの体力もそろそろ限界に近くなってきた。

かずしんのカラータイマーも鳴り始める頃である。

死ぬほど疲れてないけど、これ以上引き続けると集団にちぎれそうだったので一旦集団を引くのをやめて脚を休めることにする。

 

 

と、ここでズイフトとローラーの接続が切れた!

漕いでるのにパワーが0ワット!オウ、ノー!!!

 

なぜこの状況で切れるんだ!?

原因はなんと電子レンジ。家族が使ってしまった様子

電子レンジwifiも同じ2.4Ghz帯の電波を使っているからだそうです。

最悪やん・・・

 

 

そんな事件があり、集団からあっさりとちぎられたかずしん

電波が回復したころには集団から9秒以上の差が開いており、復帰は厳しそう

通常なら追いつけていたかもしれないが、さっきまで高強度で引きまくって集団を活性化させた上に自分もかなり疲れている状況なので最悪のタイミングだった。

どうにか追いつこうとして320wほどで必死に集団を追うがタイム差はどんどん開いていく。

320wで回して差が開くとかありえんやろ・・・どんなペースで走ってるんや(笑)

←ペースを上げた張本人

 

 

約1分間追走を試みるもどんどん開いていくタイム差を見てついに心が折れた。

ここで集団復帰を断念

ゴールまで残り約13kmもあり、まだまだ先は長いのでとりあえずゴールできるように頑張って走る。

あわよくば集団からドロップしてきた人を追い抜けたらいいなという希望もあるのでとりあえず280wくらいで回す。

 

ここからはただひたすら一人旅

前回のレースも一人旅だったけど、前回は逃げでの一人旅。

今回は取り残されてしまった一人旅。

同じ一人旅でもこんなに楽しさが違うのか・・・やはり逃げは追いつかれないようにするという目標があるので一人で走ってても楽しい。

追うのは辛いなぁ。。。

 

 

そしてそのまま集団とのタイム差40秒にまで広がった。

ここまでずっと280wくらいで走っているのでペース自体は低くないはず。

なのになぜこんなに離されていくのか・・・集団がどんなペースで走っているのか想像するだけで胃が痛くなる(笑)

予想では残り10km付近で集団が一度落ち着くと思っていたので行けそうならそこで追走しようという作戦だった。

しかし一向にペースが落ちない集団には打つ手なし。

出来る限り離されないように必死に280wを維持するしかない。

 

 

 

残り5km地点

この地点で集団から3人ドロップ

高ペース過ぎる集団にさすがに耐え切れなかったようで、脚を緩めていたので集団を追走する気はない様子

最初に落ちてきた1人目はほとんど漕いでいなかったのでサラッとパス

しばらくすると残りの2人も落ちてきたのでこちらもパス・・・と思いきや、抜いた瞬間自分の後ろにピッタリ付いてきた!

まさかついてくるとは・・・すでにレースを諦めていると思っていたので驚いた。

 

 

残り3km

280wほどで走っているのにもかかわらずまだついてくる2人

それも、絶対に前に出てくれない&引いてくれない(笑)

体力的に限界なのか・・・それとも、自分を消耗させてゴールスプリントで一気に抜くつもりなのか。

どちらにしろゴール前まで連れて行くと、スプリントの弱い自分には強敵になりうる可能性が高いので少しずつペースを上げて様子を見ることにした。

 

 

残り2km

残り距離も少なくなってきたので300wまでパワーを上げてみた。

うん。ついてくる。。。

そろそろヤバい感じ。とにかく後ろにピッタリとくっついてくるのでどのくらい体力が残っているのかも不明。

ただ、このペースにもついてくるとなると少しは余力がありそう。

そうなるとスプリントで負ける可能性がより高くなってくる。

 

 

そして残り1.5km

このままジワジワペースを上げても意味がないと思い勝負に出ることにした。

数百メートルの短い上り坂でアタックを掛ける。

パワーは400wほどだが、登り坂なので体重の軽いこちらの方が有利なはず!

 

すると・・・100mほど走ったところで2人が少し離れた!

このタイミングだ!と思い再度ペースを上げてさらに引き離しにかかる。

するとあっという間に5秒のタイム差をつけることに成功

相手もあきらめたらしくどんどんタイム差が開いていく。

ここまで引き離したらひと安心♪

前の集団からは1分ほど差があるので急ぐ必要はないし、後ろからの追走もないので誰からも逃げなくてよい。

 

そのまま300wで走り続け、あっという間にラスト250m

最後はスプリントをして追い込む!

パワー633w

かなり低いけど・・・12.66倍でているのでまぁ許容範囲としておこう(笑)

 

そしてゴール!!!

 

気になる結果は・・・

総合・15位

先頭から59秒遅れ

 

クラス別・6位

先頭から57秒遅れ

 

という結果になりました。

 

集団は最後の方はあまりペースが上がらなかったようなので、タイム差をどうにか1分以内に収めることが出来た。

ただ9秒の差が59秒にまで広がってしまったのはかなり悔しい

ここまでタイム差が広がってしまうと集団に付いて行っていたとしても最後まで残れていたのか不明・・・Bクラスなのになぜこんなに速いんだ(笑)

 

 

タイム・28分42秒

パワー・280w

PWR・5.6倍

 

28分で平均パワーは280w出せたのはかなり良い感じ

PWR5.6倍と全盛期に迫るパワーが出せた。

たぶん平地レースだったのでパワーが維持しやすかったというのもあると思う。

これからは山のレースで5.6倍出せるようになりたい。

 

5秒の出力1分の出力はあまり良い結果ではなかったが5分20分はかなり良かった。

1人で走った方が出力出るのかも(笑)

 

TSS56

この距離と時間にしてはかなり追い込めたのではないだろうか。

最近は時間がないので短時間高強度練習を目指している。

良い感じ♪

 

そういえば、今日は最高の一枚が撮れた。アングルもグッド!めっちゃ良い写真

現実でもこんなにうまく撮れればいいのに・・・(カメラも趣味です)

 

 

 

走行距離・22km

獲得高度・135m

移動時間・32:00

平均パワー・255w

平均速度・41.3km

カロリー・481cal

 

 

では、また!