2019年初ライド!金峰山へ~
こんにちは、かずしんです。
1月3日のお話
今日は新年初ライド!
本当は2日に行こうと思っていたけど、めんどくさくなって今日に・・新年早々のサボり癖発症です。
まぁ、3日までに行けばいいと思ってたのでOK
気温が上がる時間を見計らって11時過ぎに家を出発
天気は快晴!
気温も10度近くあって絶好の走り始め日和です。
今日の目的地はいつもの練習場所である「金峰山」
熊本の自転車乗りは、山に登る際はだいたいここに行ってます。
阿蘇というイメージが強いかもしれませんが、滅多に行きません(笑)
僕も阿蘇にライドで行ったのは数回程度・・・阿蘇は家から登り口まで30km以上あってちょっと遠いから行きづらい。
熊本は中央区・東区・西区・南区・北区というふうに分かれいますが、金峰山から一番遠い東区でも30分~1時間あれば楽勝で行けます。
そんなアクセスの良さを誇る金峰山
練習コースもほとんど金峰山なので「今年もよろしくお願いします」という意味も込めて毎年初ライドはここに行くと決めています。
うちから金峰山登り口へは約30分
まずは約10km、街中を通って登り口に向かう
30分ほどで登り口に到着
そのままヒルクライム開始~
ちなみに今日のコースはふもとから山頂までのノンストップコース
金峰山の山頂までのコースは大きく分けて三つの区間で出来ている。
まず一つ目は平均勾配5%ほどの緩斜面区間
登り口の本妙寺からゴールの峠の茶屋までの距離は約5km
ここの区間を13分台で登れればかなり良い感じ
今日のタイムは16分33秒
自己ベストは13分4秒なので3分29秒も遅い計算となる。
最近はローラーばっかり乗ってて実走をさぼっていたという事もあるがさすがに遅すぎやろ・・・最近本当に調子が悪い。
峠の茶屋に到着
そして峠の茶屋から左側に曲がり山頂方面へ進む道へ入っていく。
ここから本格的な登りが始まる。
緩斜面から一気に勾配が上がり脚に負担がかかる
峠の茶屋TTで使い切った脚を引きずるように激坂を登っていき、この区間の終わりである大将陣神社の駐車場に到着
登山の人はここの駐車場に車を止めて、右側の階段から登山道へ入っていく。
小さい頃に一度だけ登山したことがあるが、ここ数年はずっと自転車でしか登ったことが無いのでどんな感じだったかはすっかり忘れてしまった。
そして、峠の茶屋からここまでの今日のタイムは6分40秒
追い風だったので走っているときは意外と速いんじゃね~とか思っていたがいざタイムを見てみるとなんじゃこりゃと言うタイム。
因みにここの自己ベストタイムは5分26秒なので1分14秒の遅れ
あぁ。。
そしてラストは山頂へ向かう林道区間
登山道に向かって右側の道に入っていく。
上の写真にある通り、ここからの道は一方通行となっているので反対側から車や自転車が来ることは無い。道は細いがその点は心配しなくていいと思う。
左側に向かっていくと駐車場があり、登山者(歩行者)はその先から登ることも出来るが、そこの道はこちらのみちとは逆で山頂方面からの一方通行となっており車や自転車が登ることはできない。
たまに、標識を見落とした車や自転車が逆走してくるので気を付けてほしい。
ちなみに3年前、当時まだ高校生で免許も持っておらず自転車を始めたばかりのかずしんは標識の意味が分からず逆走を繰り返していた笑
早朝だったため自転車や車とすれ違う事は無かったが今思うと本当に危なかったと思う。
これから登る人は気を付けてほしい。
一本道の林道をひたすら登っていく。
距離3㎞ 平均勾配7.4%
先程の激坂区間より勾配は若干緩やかなもののここもかなりキツイ坂になっている。
ただ、ほとんどずっと一定の斜度なのでペースを保ちやすく走りやすい。
そしてラスト500M地点に到着
ここには台に駐車場があり、ここに車を止めてほんの少し登山することも出来る。
看板には金峰山の全面地図があり、道に迷う事も無さそうだ。
逆光まぶしい・・・
そして、ここから山頂までの500mは平均勾配10.2%の超激坂区間
最後の最後で鬼のような激坂を織り交ぜてくるあたり、山にドS感を感じる
ラスト50M付近
最後のカーブを曲がるとテレビ局の建物が見えてくる
スプリントを開始してラストスパート!
脚はガクガク、呼吸はヒィヒィ
最後の力を振り絞って登っていく。
そしてついにゴール!!
ラスト500Mはいつも通り相変わらずきつかった。。
そして、気になるのはタイム
今までのベストタイムは12分02秒だが、今日のタイムは果たして・・・
・・・16分19秒
チーン
まさかのたったの3㎞で4分17秒の遅れ
結果、ふもとから山頂までの総タイムは39分01秒と過去最低クラスに遅い結果をたたき出した。。
確かに調子が悪いからあまり無理せずに走ったのはあるけど・・・さすがに遅すぎるやろー
ちなみにベストタイムは2017年7月21日に叩き出した31分32秒
もう比べる気にもなれねぇな。かなりショック・・
そんなこんなで山頂に到着!
標高665Mと高すぎることもなく、低すぎることもなく綺麗な景色を見るにはちょうど良い高さの金峰山
熊本の街が一望できます。
そして、後ろを振り返ると・・・
さすが三が日
金峰山山頂にある神社に初詣でをしに来ているようでいつもよりも多くの人でにぎわっている。
普通の日でも、登山をしに多くの方がおられますがこの日は別格ですな。
静かなのもいいけどやっぱり賑わっていた方が楽しい
広場の端の方では芋が焼かれており日常では味わえない雰囲気を楽しむ事が出来た
愛車と一枚パシャリ
ちなみに毎年、新年初ライドはこのメリダちゃんで走るようにしている。
決戦用バイクであるキャニオンちゃんの方が走りやすいしレースではお世話になるけど、やっぱり一番長く付き合ってきて練習でもお世話になっているメリダの方に乗るべきだと思っている。
今年もよろしくと言う意味も込めてね。
さて、さっきの景色は熊本市側の景色だったが、次は有明海川の景色をパシャリ
金峰山の展望所は、熊本市中心部を見ることが出来る東方向と有明海や長崎の雲仙を見ることが出来る西方向に二か所ある
昼間のおすすめは有明海や雲仙を見れる西方向
柵の付近にはたくさんの南京錠が掛けてある。
愛の南京錠でカップルが二人で名前を書いて鍵をかけると固く結ばれると言う物らしい。
読者の皆さんもカップルで来る機会があったらやってみても面白いかもしれない。
今日は天気が良かったので雲仙普賢岳を眺めることが出来た。
天気が悪いと有明海さえ見え無い時もあるが、もっと天気が良い日はくっきりと雲仙を見ることが出来る。
逆に運が良いと雲海が見えることもある。
かずしんは綺麗な雲海は見たことないが、雲海になりかけの物は見たことがある。
いつか綺麗な雲海を見てみたいなー。
愛車メインで一枚パシャリ
広場には大きな木が数本立っており青い空とのコントラストが良い感じ
そしてこの山頂には熊本のテレビ局KKTのテレビ塔?アンテナ?も設置されている。
このテレビ塔は晴れている日であれば熊本市内からでも見えるくらい大きい
しばらく休憩した後、少し寒くなってきたので下ることにした。
下る途中で熊本市全体が見える絶景ポイントがあるのでそこでパシャパシャ
真下には熊本平野、そしてその先には普段見ることのできない阿蘇山の全貌を見ることも出来る。
天気の良い日には阿蘇山に立ち並ぶ風車も見えることもあり、壮大な景色が味わえる。
この金峰山は日本の夜景100選にも選ばれており、夜になると熊本市の美しい夜景を見ることも出来る。
標高もそこまで高くなく建物ひとつひとつを見ることができるので、自分の家を探すことも可能です笑
よく見てみるとサドルバッグが開いていた。
あぶねぇあぶねぇ。。
写真撮影も済ませ、あとは下るだけ
道は細く、路面もガタガタなので慎重に下らなければいけない。
今日は歩行者も多いので歩行者にも気を付けつながら下っていく。
そして先程の駐車場に到着
登ってきたときよりは少し車が減っていたような気もしたが、相変わらずいつもよりは多い。
ここで道が分かれており、一本はさっき登ってきた道(進入禁止の標識がある)、そしてもう一本は今下ってきた山頂への道
写真に写っている道は下り専用の道で、一方通行の標識がある。
さっきも言ったがたまに標識を見落として入ってくる車や自転車が居るので注意しながら下って行く。
路面状態も悪く砂利や側溝も多数あるので気を付けなければいけない。
そのまま下って行き、大将陣神社の駐車場へ着いた。
下りはすぐに終わらせないと体が冷えてしまうのでそのまま峠の茶屋まで下って行く。
激坂区間を下り終えると、峠の茶屋まで数百メートルの平地区間があるが、その中間に天然湧水の水飲み場がある。
夏場はここでボトル補給をして山頂へ向かったり、今からいく『ナルシストの丘』にむかったりする。
いつもは水が出ているが今日は出ていなかった。
よく見ると下にたまっている水が凍っている。
市内はマイナス気温になってなかったと思うけど、やっぱり山の上に行くと気温がかなり下がるらしい。
水が出てないのも凍結のせいなのかな。
水飲み場の向かい側には登山者用の小さい駐車場があり、体力のある人はここに車を止めてここから登山する人もいる。
この場所からの景色は絶景で、金峰山の景色の中でもかなり好きなほう
青空と緑のコントラストが最高で、夏になると手前の田んぼが青々としており良い写真が撮れる。
山頂と自転車を合わせてパシャリ
あんなところまで自転車で軽々と登ってしまうなんて我ながらすごいと思う笑
自転車を始めた当初は山頂が本当に遠く見えた。。懐かしい。
景色を堪能して、お次は今日の最終目的地であるナルシストの丘を目指していきます。
峠の茶屋から左側に行くと河内方面への道があるのでそこをひたすらまっすぐ進むのみ。
ここの道はもともと細かったので、道幅の拡張工事が行われているみたい。
はやく走りやすい道になってほしい。
しばらく下りが続きます。
一度下り終えると少し大きめの交差点があるのでそこから斜め右に曲がっていく。
するとそこからは緩やかな登り坂が始まる。
斜度は大体3%~5%前後で道幅も広いため、比較的走りやすい道となっている。
ひたすら登り続けていくと、一度上り坂が終わり下りが始まる。
ナルシストの丘は山の上と言うイメージを持っている人が多いため、初めて来た人はあれ?道間違った?と思うらしい。かずしんも始めてナルシストの丘を目指した時は道を間違ったかと思って少し戻ってしまった。
しかし、実際はその道であっていて、そこから少し下って行くとナルシストの丘に到着する。
「ナルシストの丘」に到着
この場所は名前通り、金峰山の一角にある「丘」で有明海・雲仙普賢岳がとてもきれいに見える。
ナルシストの丘は熊本県のバイク乗り・自転車乗りには知らない人が居ないくらいの名所であり、逆にバイクや自転車に乗っていて行ったことが無い人は一度は行ってほしいと思う場所でもある。
標高はあんまり高くないが、高すぎないという所が逆に良い
金峰山山頂のような高い場所からの上から見下ろす景色も良いが、ここの横から眺めるような景色も絶景だ。
ナルシストの丘には二つの石の机と二つのベンチが置いてある。
なぜナルシストの丘と言うのかは知らないが、おそらくそのベンチに座るとナルシストになれるからではないだろうか・・・
今日はソロライドだったので座った写真は撮れなかった。
自販機もあるのでゆっくり休憩できる。
今日は大人の贅沢ブドウをチョイス
いつもは量で選ぶが今日は贅沢に味で勝負してみた笑
標高も高くなく、目の前が思いっきり開けているので太陽の光が気持ち良い。
気温も他の場所に比べると高いのか、かなり暖かかった。
そして、ここは夕日の名所としても有名な場所でもある
※写真はネットからの借り物です。
秋になると雲仙普賢岳に沈む夕日を見ることが出来る。
一昨年の夏~秋はほぼ毎日ここまで練習に来ていたので頻繁に見ていたが最近は外で走ることが少なくなってしまい久しく見ていない。
毎年、今年こそは練習頑張るぞ!と思って1月1日を迎えるんだけど、年々減っていく走行距離。。。このまま続けて行ってもいいのか不安になってきたこの頃であります。
さて、細かいことはさておき久しぶりのナルシストの丘で景色とジュースを堪能したかずしん。
今日はもう疲れたので帰ることにした。
帰り道はちょいと違う道を通って帰ってみた。
それにしても本当に気持ち良い(#^.^#)
今日は特に気温も低くないので日の当たる場所に出ると、むしろちょっと暖かいくらいになる
さっき通ってきた道も好きだが、この道も結構お気に入り
道がきれいに舗装されており、車通りも少ないので良い道だけど上り坂が多いので楽に走りたい人には向いていない道かもしれない。
たまに写真を撮りながらひたすら登っていく
車の騒音も、人の話声も聞こえず、ただ鳥のさえずりだけが聞こえる美しい世界
心が落ち着いてとても良い。
あ、自分のハァハァという激しい呼吸音は聞こえるな。一気に汚い世界になった
そのまま山道を7㎞ほど進むと峠の茶屋に到着した。
ちょっと休憩を入れて峠の茶屋のダウンヒル
レース期間中は下りのテクニックを上げるためかなり攻めて走るが今日は特に急ぐ必要もないのでのんびり下った。
いつもならそのまま家に帰るが今日は特別な日
いつもお世話になっている自転車屋によって挨拶をしてから帰路に着いた。
良い初ライドでした。
走行距離63.8㎞
獲得標高1295m
移動時間3:09:09
平均パワー127w
平均速度20.3㎞
カロリー1611cal
では、また!